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ホーカベ歯科クリニック

columnコラム

2019.04.22

歯科用金属で身体の各部にアレルギー症状が出ることがある

皮膚科ではすでに、歯科用金属によるアレルギー性皮膚炎の問題が取り上げられていますが、現実には歯科では口の中に症状が出ないかぎり、歯科用金属とアレルギーの関係を特に注意することもなく、また身体の他の部分に出たアレルギー症状も見過ごされがちでした。

最近マスコミもとりあげるようになった
しかし最近になってテレビなどマスコミにも、歯科用金属によるアレルギーが身体の他の部分にも及ぼされることが取り上げられ、一般にも広く知られるようになりました。
むかし治療で入れた金属のかぶせ物を目立たないものに替えたいということで、セラミックスや樹脂に取り替えたところ、長年悩まされていたアレルギー症状が消えてしまったということがあるのも事実です。

またある患者さんはムシ歯の治療で来院されましたが、そのときに顔や首、手等に出ているアレルギー性皮膚炎が気になりました。
お話を聞いてみると、歯を治した時期と皮膚炎が出た時期とが一致していました。
そこで、ご本人の希望もあって、以前に治療で入れたという歯科用金属を全部取り去って、セラミックスや樹脂などの材質に替えてみたところ、徐々に症状がなくなり、きれいな肌を取り戻されたということがあります。

歯科用金属とアレルギーの因果関係
歯科治療用のどの金属も100%因果関係があるというわけではありません。
またすでに治療してある歯の金属がすべていけないということでもありませんが、アレルギー症状が続いている方で歯の治療の際に歯科用金属を使われている方は一度検診されてみてはいかがでしょうか。

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