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2018.04.13
糖尿病
糖尿病
さて、漢方医学では、糖尿病についてどのように考えるのでしょうか。
漢方には、「消渇」という言葉があります。
「喉の渇きが激しく、水や油などをいくら飲んでも足りず、その水が妙に出にくい」と言う症状を示す言葉ですが、昔の文献にさ著れているこれらの症状が糖尿病に特有の症状と一致することから、糖尿病は消渇に相当すると考えられています。
「喉の渇きが激しく、水や油などをいくら飲んでも足りず、その水が妙に出にくい」と言う症状を示す言葉ですが、昔の文献にさ著れているこれらの症状が糖尿病に特有の症状と一致することから、糖尿病は消渇に相当すると考えられています。
消渇の症状には、糖尿病以外に、腎不全、心不全、水分代謝障害なども含まれます。
漢方では、消渇の状態である喉の渇きや尿の出の異常のことを「水毒」と捉えます。
糖尿病は長期にわたる美食、食べ過ぎが発病原因の1つとされています。
食べ過ぎによって消化器官である「胃」や「脾」の働きが悪くなり、そのため津液(体内をめぐる成分、分泌液などの体液全般)が消耗され、水毒が起こると考えられます。
消渇が起こるのは、主にそうした美食や食べ過ぎが要因となっていますが、このほかにも生活上注意しなければならならない点があります。
仕事などによる過労、性生活の乱れが重なると、漢方で言う「腎虚」の状態になります。
腎虚とは、腎臓や副腎などの頻尿生殖器系の働きが低下した状態を指し、消渇が生じやすくなります。
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