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印場元町鍼灸院

中医学を基にした「はり治療院」 印場元町鍼灸院

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2018.05.11

子宮内膜症の瘀血は腹痛を伴う

子宮内膜症の瘀血は腹痛を伴う
 
 漢方医学では子宮内膜症、子宮筋腫などのように月経が関係する病気を、「瘀血」によってもたらされるものと考えています。

 
 瘀血と言うのは、体内で血が停滞、偏在する状態をいいます。
 
 瘀血は体内の至る所で起こり、様々な病気を引き起こしますが、子宮内膜症の人の瘀血で特徴的に見られる症状は、腹痛があることでしょう。
 
 慢性的な病気は、漢方では、「気血水」の巡りが悪くなったために起こると考えています。
 
 気血水は、相互にその働きを補完しながら体内を循環し、人間の生命活動が正常に行われるように導いています。
 
 子宮内膜症と言う診断名は、比較的新しく登場してきたものですから、漢方医学の中にこの病気の考え方はありません。
 
 しかし、今では気血水のうち血の異常によって起こるものと解釈しています。
 
 ご存知のように、女性には周期的に月経が訪れます。
 
 漢方では月経は28日ごとに3~5日で終わり、痛みがないものを理想的と考えています。
 
 月経が1週間以上長引く場合、痛みを伴う場合は病的な状態と捉えています。
 
 その場合、意識を取り囲む骨盤内に瘀血があると判断するのです。
 
 

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