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印場元町鍼灸院

中医学を基にした「はり治療院」 印場元町鍼灸院

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2018.06.02

ヘバーデン結節

ヘバーデン結節
 
 年齢を重ねるにつれて、主に女性が抱える手指の痛みやしびれ
 
「使い過ぎ」や「年のせい」として見過ごされがちなこれらの悩みが、更年期症状の一種だということが近年明らかになってきた。

 放置すれば指が変形し悪化していく可能性もあり、早めの対応が必要です。

 
 第一関節が変形する「ヘバーデン結節」第二関節が変形する
「ブジャール結節」のへとつながっていく。

 
 女性ホルモンのエストロゲンに、腱や関節を包む「滑膜」の腫れを取る作用があり、エストロゲンが減ると、腱や関節に炎症が起こりやすくなることが判明。
 
 エストロゲンは更年期や妊娠授乳期に急激に減少することが知られており、痛みやしびれ、変形のある患者の分布と一致していた。
 
 乳がんや骨粗しょう症を防ぐとして注目されている成分
「エクオール」がエストロゲンに似た働きをすることに着目。

 
 「すでにある変形はエクオールでは治らないが痛みや痺れが出た段階で服用して痛みを取り除けば、将来的な変形や悪化をすることができるのでは」と推測している。
 
 「年のせい」ではなくホルモンバランスが影響していることを今回の結果は証明した形。
 
 「使い過ぎ」も、利き手かどうかにかかわらず発症することから関係ないと言う。

 ただ、草むしりなどで指を酷使すると、悪化することがあるといい、注意が必要だ。
 
 エクオールは大豆に多く含まれる大豆イソフラボンが腸内細菌によって変換され、作られる物質。
 変換に必要な腸内細菌を持ち、エックオールを作れる人は日本人で約半数と言われる。
 
 エックオールを作れるかどうかは、市販されている検査キットで確認できる。
 エックオールを含んだ食品の摂取で更年期症状のホットフラッシュを改善したり、骨密度低下の抑制やシワの改善につながったといった報告もされている。
 
 

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